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礼拝交流 岡本教会・香櫨園教会

 216日の礼拝は岡本教会から栗原宏介牧師と教会員のご夫妻が小雨降るオアシスロードを歩いて香櫨園教会にお越しくださいました。そして香櫨園教会の森哲牧師は岡本教会に出かけ説教をおこなっていただきました。

年に一度の礼拝の交流会。礼拝後お昼を共にとりながらお互い教会の交流・親睦をはかりました。

 栗原牧師は昨年、奈良教会から岡本教会に赴任されました。群馬県のご出身で海が見える地への憧れをもたれていたら、神戸への赴任が叶われたそうです。香櫨園教会の2代目牧師、森岡牧師と大学の同級生という繋がりもあり、2007年に森岡牧師と2人で香櫨園の海を見に行かれた思い出がお有りだそうです。

礼拝交流の行き先は教区からの取り決めなのですが、今回13年ぶりに香櫨園の地を再訪できたのは神様のお導きに感じます。と云われ、また夙川沿いの自然の美しさを改めて感じられたそうです。

 メッセージのタイトル

「神様と遠距離恋愛!?

「恋愛」という言葉と神様。老若男女問わず心惹かれるちょっと気になるタイトルのメッセージに聞き入りました。

栗原牧師は現在、同志社大学で教鞭をとっておられます。学生さんから、遠距離恋愛を成就することは難しい、どうしたらよいですか?などの相談を受けられるそうです。

現代社会は、物理的に距離が離れていることから感じる不安に陥りやすい世の中に思われます。しかし、大切なことは精神的な距離であり、神様と私たちの距離も物理的な距離ではなく、「み言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口と心にある」と申命記30 14節に記されています。神様はそのひとり子であるイエスキリストをこの世に遣わされた。そのことは、マタイによる福音書28にあるイエスの言葉、「わたしは世の終わりまでいつもあなたがたと共にいる」即ち、み言葉はいつもあなたの近くにあり、神様はともに歩んでくださる。まさに旧約聖書の時代から時空を越え、神様は信じるものと共にいてくださるのです。という希望に溢れた力強いメッセージをいただきました。

 

 親睦会では、栗原牧師の愛唱歌、賛美歌21. 510番「主よ、終わりまで」を共に賛美し、手づくりのカレーライスやサラダ、お漬物、ケーキをいただきながら和やかな談話のひとときを持つことができました。

 

岡本教会の教会員の方から「とてもアットホームな温かな雰囲気が伝わる空間ですね」と言っていただき嬉しく感じました。閉会時にもまだ、小雨が降っていました。葭原橋を渡り梅の花を見てお帰りになられた後ろ姿を見送らせていただきながら、またの再会を願いつつ、神様のお引き合わせに感謝しました。

K.A

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