◆Q&A

このページはおもにキリスト教や礼拝で使われる用語などについて説明しています。

(1)キリスト教に興味がありますが、どの集会に出席すればよいでしょうか?

→教会に初めて来られる場合は、「日曜日の礼拝」への出席をお勧めします。

・礼拝は午前10時30分から始まり約一時間で終了します。

・礼拝では、共に賛美歌を歌い、聖書を読み、説教を聴き祈ります。なにか強制されることは有りませんので、どうぞお気軽ににお越しください。


(2)礼拝に出席するとき事前に連絡が必要でしょうか?

→いいえ、事前連絡や予約などは特に必要ありません。教会への行き方など、ご質問があれば、どうぞお電話ください。

・教会の北側にバリアフリーの玄関があり、お入りいただくと二階が礼拝堂です。 (奥にエレベーターがあります。)

・どうぞ二階の会堂へおあがりください。 


(3)礼拝はどのように進んでいくのでしょうか?

→受付でお渡しした週報に式順が記載されています。礼拝はオルガンの前奏で始まり、讃美歌を歌い、聖書を読み、牧師から説教を聞きます。そして、最後に牧師から皆様へ祝福の言葉が述べられて終了します。


(4)ジュニアチャーチとは何でしょうか?

→おもに子供達のための礼拝です。毎日曜日9:15〜10:00の間、教会の一階で礼拝をしています。子ども賛美歌を歌い、聖書のお話を聞きます。第1週は大人も参加して音楽礼拝を行っています。第3週は工作や卓球などのレクレーションを楽しんでいます


(5)聖餐式とは何でしょうか?

・聖餐式は主イエスが十字架にかけられる前夜、弟子たちと共に最後の食事を取られました。これをルーツとして行われる聖礼典です。カトリックやプロテスタントなどの宗派を問わず全ての教会で行われています。

聖餐式では「パンとぶどう汁」が配られます。香櫨園教会では洗礼を受けておられる方はだれでも聖餐式にあずかることができます。


(6)聖餐式はいつおこなわれますか?

・香櫨園教会では、月の第一日曜日に聖餐式をおこなっています。また、クリスマス、イースター、ペンテコステ礼拝の際にもおこなっています。


(7)礼拝に持参するものはありますか?

→特に何も必要はありません。賛美歌・聖書などは受付で用意しています。また、初めての人には礼拝の進行に合わせた聖書などのコピーも用意しています。

・服装は普段着で結構です。

・礼拝の途中献金がありますが、強制ではありません。ご準備のない方は献金袋をそのままお盆にのせて係の者へお渡しください。 


(8)子供と一緒に礼拝に出席してかまいませんか?

→大歓迎です、乳幼児室があります。お子様と一緒に気兼ねなく礼拝に参加できます。


(9)聖書について学びたいのですが?

→毎週水曜日午前10:00 から「聖書を学ぶ会」を開催しています。 聖書を読み、牧師が聖書に書かれている時代の背景やその意味をわかりやすく解説します。わからないことは質問して理解を深めることができます。どうぞご自由にお越しください。

 


(10)聖書・讃美歌の備え付けはありますか?

  • 聖書、讃美歌などは教会で備え付けを用意していますのでどうぞご利用ください。また、初めての方には礼拝順に綴られた聖書讃美歌などのプリントをお渡しいたしますのでそれをごらんください。
  • 讃美歌を歌うとき、起立するのが困難な方は、座ったままでかまいません。初めて歌う讃美歌は歌える範囲で歌ってください。

(11)アーメンとは

  • お祈りの最後にはご一緒に「アーメン」と唱和します。これは祈られた内容に対して「私もそう思います」と同意の気持ちをあらわすものです。

(12)説教とは

  • 説教は聖書の言葉にふれ、牧師を通じて伝えられる「神様からのメッセージ」です。神様の言葉を心に留めて一週間を過ごしましょう。

(13)献金とは

  • 献金は「今日も健康を与えられ、元気に生活できている」ことを神様へ感謝して捧げるものです。献金を捧げるかどうか、また、いくら捧げるかは全く自由です。ご準備のない方は献金袋をそのままお盆にのせて係へ渡してください。なお、捧げられた献金は教会の運営に使われます。
  • なお、献金のご意思があり礼拝出席が困難な場合は、メールもしくは電話で牧師までご連絡ください。入金口座をご案内いたします。

(14)使徒信条とは

  • 使徒信条は、キリスト教の教理が簡潔に要約されたものです。
  • 礼拝の後半にみんなで唱和します。どうぞご一緒に。

(15)主の祈りとは

  • 主の祈りは、イエスキリストが弟子達に「祈る時はこのように祈りなさい」と示された祈りの原型です。ご一緒に祈りましょう。

(16)公現日とは

  • クリスマスから12日目に、東方の占星術の学者たちが、星に導かれてベツレヘムに生まれたキリストを拝みに来ました。この日は、私たち異邦人(ユダヤ人以外の民族)にキリストが初めて会われた記念日です。また、救いはユダヤ人だけでなく、すべての民族にあまねく伝えられるという大切な意味を持つ日でもあります。

(17)イースターとは

  • イースターは日本の社会ではあまり馴染みがありませんが、欧米ではイエス・キリストの死と復活の出来事と春の訪れを祝うお祭りとして有名です。

     

    イエス・キリストは紀元1世紀にユダヤのベツレヘムに誕生し、人々に神の愛と赦しのメッセージを伝えました。しかし、当時の人々はイエスを敵視して十字架刑に処しました。

    しかし、イエスは十字架につけられ墓に葬られた三日後、死からよみがえられました。復活の奇跡は、イエスが神の力によって死を克服し、永遠の命を与えることができることを象徴しています。

     

    イエスの十字架刑は悲劇的な出来事でしたが、イエス・キリストを救い主と信じるキリスト教徒にとっては救いの始まりでもありました。イエスは、人々の罪を贖うために自らの命を捧げたのです。この極めて重要な犠牲は、キリスト教の教義の中心となっています。

    イースターはキリスト教の信仰と春の訪れを祝う特別な祭りであるとも言えるでしょう。

     

    香櫨園教会においてもイースターの礼拝では、新しい命と永遠の救いを覚える日として特別な礼拝が行われます。またイースターの朝には、子どもたちが作ったイースターエッグ🐣を配ってお祝いします。

    あなたも教会で共にイースターのお祝いをしませんか🐣


(18)聖霊降臨日(ペンテコステ)とは

 

 

 ペンテコステ(聖霊降臨日)は、クリスマス、イースターなどに並び、キリスト教のなかでも重要視される祭りの一つです。その由来となったのは、イエス・キリストの復活(イースター)から50日後に、エルサレムにいた弟子たちに聖霊(神の力や導きのエネルギー)が注がれた神秘的な出来事でした。

 

 キリストは十字架につけられた後、3日目に復活し、40日間にわたって弟子たちに現れました。その後、天に昇っていかれる際に、「エルサレムを離れないで、聖霊の訪れを待つように」と弟子たちに命じられました。また、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなた方は力を受ける。そしてエルサレムばかりでなく、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」と約束されたのです。その約束通り、昇天から10日後に、弟子たちに聖霊が降るというという出来事が起こったのです。

 

 ペンテコステの日に弟子一同が集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響きました。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまります。すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、さまざまな外国の言葉で語り始めました。これが「聖霊降臨の奇跡」と呼ばれる出来事です。

 

 この時、エルサレムでは「五旬節」と呼ばれる重要な祭りの最中で、世界各地から訪れたユダヤ人の巡礼者であふれていました。そのユダヤ人たちに対して、聖霊に満たされた弟子たちがペテロを代表として語りかけたところ、多くの人々がイエス・キリストを救い主と信じて洗礼を受け、弟子たちに加えられていきました。このことから、ペンテコステは「教会の誕生日」と呼ばれています。

 

 こうしてエルサレムに誕生した最初の教会の人々は、その後に聖霊の導きによって各地方に散らされ、聖霊の力によってイエス・キリストの福音を人々に伝えていきます。実に、ペンテコステは新しい時代の幕開けや、キリスト教の普及においても重要な節目となっていきました。