「6月のご挨拶」(三位一体主日礼拝のご案内)

 木々の緑も日増しに深まる季節となりました。自然が私たちの目を楽しませてくれていますが、気温も次第に上昇しつつあります。熱中症にはくれぐれも注意してお過ごしください。

 

 ところで、教会暦で今年の6月4日は「三位一体主日」です。聖書には「三位一体」という言葉はありませんが、「父・子・聖霊」という言葉が出てきます。この世界をお造りになった神さまが唯一でありながら、「父なる神」・「子なるキリスト」・「助け主なる聖霊」の三つの神さまであるかのような表現をするのです。また、その神さまが私たちと同じように、考え、行動され、悩まれ、苦しまれる人格的なお方であることも聖書は語っています。

 

 人間の考えを超越した三位一体の神さまを、言葉で説明することは困難ですが、「家族のように一つである」と言えば分かりやすいでしょう。まるで親しい家族のように、「向いている方向」・「目的」・「思い」において一つなのです。その神さまによって造られた私たちも、争ったり、いがみ合ったりすることなく、一つとなって愛し合うことを神さまは願われているのだと思います。

 

 日曜日の教会の礼拝は、どなたでも参加することができます。あなたのお越しを心よりお待ちしています。

宮本幸男

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