
9月になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。この夏の異常な暑さによる影響で、ばて気味の方もいらっしゃると思います。まだまだ暑い日が続きそうですが、どうぞ体調を崩すことなくお過ごしください。
ところで、9月15日は「敬老の日」と定められています。その由来は、兵庫県多可郡多可町の野間谷村で、1947年(昭和22年)から9月15日を「としよりの日」と定め、村独自の祝日として祝ってきたことと関係があります。
1947年は終戦からまだ間もない頃でした。当時の野間谷村の村長は、戦争で子供を奪われ意気消沈する高齢の親を励まそうと、55歳以上の村民を対象に「敬老会」を開いたそうです。その取り組みが、現在の敬老の日の制定につながっていったと考えられています。
最近では、日本人の平均寿命が長くなって、一般的に高齢者は65歳以上だと考えられています。しかし、年齢が比較的若くても年より老け見える人がいたり、心が若く元気で、同世代の中でも若々しく見られる人もいるようです。
聖書の言葉にこのような励ましの言葉があります。
『だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。』(Ⅱコリント4:16)
年を重ねていくと、誰でも若い時にできたことができなくなってしまいます。けれども、内側の心はいくらでも新しくすることは出来ます。自分で出来ないことを無理して頑張る必要はありません。信仰を持ち、神様に新しくされ、生かされている道というものが、まだ私たちに残されています。
聖書の言葉の中に自分のベストな生き方を見つければ、自分の人生を最後まで、若々しく力強く生きることができます。香櫨園教会の集会はどなたでも参加することができます。聖書から学びたいと思われる方々のお越しを心よりお待ちしています。
牧師 : 宮本幸男