
9月27日は、涼しい風が吹き、秋の心地よいお天気でした。8月は猛暑で、お休みをしたので、2カ月ぶりの集いです。「お久しぶり」とハイタッチをしたり、受付周辺は賑やかな事。
本日の車椅子の講師は、香櫨園教会の宮本牧師です。宮本牧師は「福祉用具専門相談員」の資格を持ち、牧師になるまでの20年間その方面の仕事をされていた、豊かな経験の持ち主です。
4台の型の変わった車椅子の特徴や各部位の名称と働きを紹介し皆さん、「いつ自分も使う事になるかもわからないから」と熱心に耳を傾けて聞かれていました。次に交代で車椅子に乗る、押すの体験をして、足を車に巻き付けない方法や、押す方も黙って押すのではなく「出発します」「右にまがります」など声掛けの必要も学びました。
最後に外に出て、坂道を使って上り坂を押すときの重さが想像以上に重いことや、後ろ向きで下る時の難しさを体験しました。
参加者の中には、すでに日常車椅子を使用している方もあり、その方も助言して下さったりして、「とっさの時の対応に、自信がついた」と言われる方もありました。
今回のように、介護や病人にとって必要だが学ぶ場所が無いという事があれば「オアシス」で体験していただくことも出来るかな? 次回の企画に生かしていきたいと思いました。
M.T