· 

エスカレーターの出来事

 この前の平日の午後、大阪市内にある職場から、東大阪に仕事に出かけた時のお話です。私は、淀屋橋から地下鉄御堂筋線に乗りなんば駅で降車しました。

そこから近鉄線に乗り換えるため地下街を少し歩いたのです。近鉄線の大阪難波駅につながる下りのエスカレーターが目の前に現れました。

 大阪ではエスカレーターに乗って佇む場合は列の右に乗ります。エスカレーターを歩いていく人は列の左側に乗ります。ちなみに、東京では逆です。

 私はいつもエスカレーターに乗るときは、空いている左の列をとっとと歩くことにしています。癖なのです。今日もいつも通り、左の列を元気良く歩いて降りました。左の列を歩いて降りている人は私以外にだれもいませんでした。数歩降りたところでなぜかスッと右の列に寄ったのです。理由はありません。すると、突然、大きな音がしてドッタンバッタンと大きなスーツケースがエスカレーターの左の列を転げ落ちてゆきました。その後をスーツケースの持ち主が追いかけていったのです。海外からの旅行客でした。

 私がいつも通り左の列を降りていたならば、きっと大きなスーツケースが体にぶつかり大怪我をしていたことでしょう。左から右にスッと体を交わしたのは特に理由はないのです。そのとき「私は神様に助けられた・・・」と強く思いました。そして「ああ神様、助けていただいてありがとうございました」とその場でお祈りをしました。もしも事故に巻き込まれ病院に行くことになっておれば、大変なことになっていました。 他の人に代替ができない仕事でしたのです。

 家に帰って連れ合いにその話をすると、連れ合いは「きっと守護霊が出てきたのではないか?」と言いました。しかし、私はそうではないと言いました。天におられる神様がそのとき「危ない」と私の体を右に押してくれたのだと・・。私は守られたのです。神様本当にありがとう。

 

古河牧人