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二つのチャレンジ

 私は、香櫨園教会で、ジュニアチャーチ(教会学校)のスタッフをしています。また、日曜日の礼拝ではオルガン伴奏の奏仕を30年近く続けています。

 私は高校3年のクリスマスに受洗しました。いまでも気持ちはいつまでも若いつもりですが、体はなかなかそうもいかなくなってきました。聖書には「外なる人」は衰えても、「内なる人」は日々新たにされる、と書かれています。わたしはこのみことばが好きです。

 そんな私が50の手習いで始めたことは、山登りです。若い頃は、運動嫌いの私にとって縁のないものでしたが、仲間に誘われて付き合いで同行するうちに、山の楽しさを知ることになりました。

 山歩きの良い所は、健康に良い事、日帰りで登れるような阪神間の山は、一歩一歩前へ進めば登頂できるため達成感を味わうことができることです。山や森の中では、時に風も光も霧も神秘的で、目には見えないものも五感で感じ、神様を近くに見ることができます。山には真理があると思います。

 今年の夏には、富士登山にもチャレンジしました。満天の星空やアサヒに染まる壮大な雲海に感動しました。神様の造られた世界のただ中にいて、いま私のそばに神様がおられると実感したのです。なお冒頭の朝日の写真は富士登山中のご来光の写真です。

 私のもう一つのチャレンジは伝道です。「わたしが道であり、真理であり、いのちです。私を通してなければ、誰ひとり父のみもとに来ることはできません。」と聖書は語ります。

 イエス様という私たちと常に行動を共にされる、唯一無二の素晴らしき存在を宣伝出来ない自分は失格だと思うようになったのもごく最近です。朽ちない永遠のいのちと御国があることを「誰か」ではなく「わたし」が伝えなければと思うようになりました。

 最後に「神様は成功を望んでおられません。ただチャレンジを求めておられるのです。」

これは私の好きなマザーテレサの言葉です。

 

Y.N