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讃美歌は素晴らしい

 毎週日曜日の礼拝は、オルガンによる前奏で始まります。司式者が読み上げる「招きのことば」に続いて賛美歌を歌います。みんなの歌声が礼拝堂の高い天井の下で響きます。次に、聖書の中にある詩を司式者と会衆が1行ずつ交代で読む「交読」というのがあり、そのあとまた賛美歌を歌います。

 このように礼拝には、聖書講読、説教、お祈りの前や後に賛美歌が組み込まれています。最後の賛美歌を歌い終えて、牧師さんの「祝福のことば」を聴くとすがすがしい気持ちになります。そして、これから始まる1週間をまた頑張っていこうと思います。

   私は教会に行くようになって7年ほどですが、賛美歌をサンドイッチのように間に挟んで礼拝が行われることが、ほんとうに素晴らしいと感じています。

その上、賛美歌の歌詞にはいつも心を打たれます。聖書の世界を簡潔かつ的確な言葉で表した歌詞、それをメロディにのせて1番、2番、3番と歌っていくと、目の前にその情景が現れ、歌の意味を身にしみて感じます。

 賛美歌を歌うことで「そうだったの」と、初めて知ることもありました。

讃美歌21の532番「やすかれ わがこころよ」は、シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」の中間部に出てくるやさしいメロディに歌詞が付けられたのですね。

クリスマスの時期によく歌う265番「天なる神には」は、映画「若草物語」で四人姉妹が真っ白な雪の道で手をつないで歩きながら歌うシーンに使われていました。

メンデルスゾーン作曲の無言歌集第9番の「なぐさめ」は、讃美歌211番「あさかぜしずかにふきて」になっています。これもすばらしい曲だと思います。

 これからも賛美歌を楽しんで歌っていきたい、そして11曲新しい歌も覚えていきたいと思っています。    

K.Y

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