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夏の日の思い出 ジープに乗って教会へ

 八月の第1週の日曜日は朝から暑い日でした。私はいつものように教会へでかけました。

普段は息子と一緒に出かけるのですが、その日は用事があるとのことで、タクシーに乗って行くことにしました。

 マンションを降りて国道2号線に出てタクシーが通りかかるのを待っていました。しかしタクシーはなかなか来ませんでした。しょうがないので、歩き始めたのです。家に戻ろうとは思いませんでした。

そして、しばらく歩きましたが、阪神電車の高架下のあたりまで来て、それ以上歩けなくなりました。私はぐったりして柱にもたれかかっていました。

すると大きな車が通りかかったのです。その車は、一旦行き過ぎましたが、引き返して来ました。

車から人が降りてきました。そして、どこに行くか尋ねてこられました。「香櫨園教会に行く」というと、「そこなら知っている」と言われました。そして、車に乗せてもらい教会まで送っていただきました。

私はどうも暑さで熱中症にかかっていたようです。神様に守られました。

 後で聞くと、教会員のある婦人と同級生で、その関係で香櫨園教会を知っていたと言われていました。その人は、いつもは違う道を通るのですが、その日はたまたまその道を通ったそうです。偶然通りかかった車が引き返してくれなければ、大変なことになっていたかもしれません。気温は35度近くあったそうです。

教会の皆さんへ大変ご心配をおかけしました。「高齢なので暑い時は無理してこなくても良い」と気を使っていただきました。これからは、健康に気をつけながらも神様のお導きに従って、できる限り礼拝へ出席させていただきたいと思います。

古河 静子

 

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