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春のバラ

 園芸の好きな人は多いでしょう。季節の花やちょっとした野菜などを育てると楽しめます。私もかつてはベランダでいろいろ小花を植えたことがありますが、何度も水不足で枯らしてしまった苦い思い出があります。

建物の向きによりますが、ベランダは灼熱になるので、よほど気を配ってやらないと植物はうまく育ちません。

 

 さて、今は小庭で鉢物のバラをいくつか育てていますが、今は春の開花シーズンがちょうど終わったところです。咲き終わった花柄を摘み、花弁の掃除をして水やりなどをします。毎日の手入れはそれなりにかかりますが、一旦花が咲くと、その花弁には自然の織り出す微妙な色合いがあり、畏敬の念を感じさせられるのです。

 また、蕾が上がってきて花が咲き出すときのエネルギーはすごいです。大きな力がバラの樹木に加わっているのを感じます。ちょうど桜が咲き出す直前にも同じようなエネルギーを感じる時がありますが、あらためて自然の力はすごいなあと思うのです。

 

 ところで、バラは品種改良によりいろいろな種類のものが作出されています。花弁の色、大きさ、咲き方、香り、葉の形状、樹形など個性豊かです。特に香りのあるバラは最高ですが、香りが良いと虫がつきやすく、また、風通しが悪いと蒸れて病気になったりします。

水はもとより肥料も欲しがります。鉢の土も古くなって硬くなると綺麗な花は咲きません。放置が続くと枯れることもあります。誰かがお世話をしてやらなければうまく育ちません。まるで人間のようです。そういえば、私も水や肥料を欲しがりますね。いろんな文句を言いながら生きています。しかし日常では忘れていますが、実は天上から私をお世話していただいている方がおられるのですね。

 

 さて、ガーデニングも梅雨前の準備に入っていきます。今年は猛暑にならないでほしいと願ったりしていますが、どうなるでしょうか?

 

古河牧人

 

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