「祝福の約束を果たす神」
雅歌2:1~7
使徒言行録26:1~11
イスラエルの民は、民族的な困難の中を長きに渡り歩んできました。それができたのは、彼らがアブラハム契約(ユダヤ人の先祖アブラハムが主なる神から受けた契約)を、自分たちが生きる力にしたからです。
彼らは、世界の民族の祝福の基として、特別に選ばれた民のはずでした。しかし、彼らは目に見える土地の所有に固執して、神の約束の根本を取り違えてしまいました。それが今の時代においても周辺諸国と争う原因となっています。
霊的なアブラハムの子孫である私たちにも、主なる神は、特別な約束をされることがあります。震災直後に現れ「この教会の復興は私がするのだ」と宣言された復活の主イエス・キリストは、震災より2年3か月後に、思いを遥かに超えた新しい会堂と牧師館を再建し、この教会を復興してくださいました。
あれから30年が経ち、祝福の約束を守ってくださったことを過去の出来事として感謝して終わっていた私たちでした。しかし、この香櫨園教会に今起こっている状況から、あの主の約束は今も続いていることを思わされます。
また、私たち一人一人の人生にも、突然の地震のようなことがあり、立ち上がれないようなことがあります。そのような時にも主は、私たち一人一人に与えた祝福の約束を思い起こさせようとしてくださっています。
だから、私たちはこれからも、目に見えるものではなく、目に見えないものを大切にしていきましょう。約束を必ず果たしてくださる主を信じて、キリストの復活の力をいただいて歩ませていただくのです。
牧師 : 宮本幸男