カテゴリ:ギャラリー



2026年 · 2026/05/31
目の前には、まるで南の島の太陽がそのまま花になったかのよう な、見事なハイビスカスが咲き誇っています。花の中央からは一本 の長いしべの柱が突き出し、その側面には黄色い葯(やく)が並 んでいます。その姿は、まるで花自身が空に向かって指を伸ばして いるかのようです。

2026年 · 2026/04/30
 これはカサブランカという花です。「白い家」という意味を持つことから、その純白の花色にちなんで名付けられました。花は直径20cm前後にもなる大きさで、厚みのある白い花弁と、中央の赤褐色の葯(やく)が特徴です。これが魅力的なのですが、お花屋さんで買い求めると全てこの葯が切り落としてあるのです。と言うのは、・・・・

2026年 · 2026/02/28
彼岸花を、そばの花の中に入れてみた。蒜山では秋になると、真っ白なそばの海に真っ赤な彼岸花がすっくと立ち上がる。その鮮烈な対比を、いつか描きたいと願ってきた。けれども、あの小さなそばの花を広い画面に定着させることを想像するのはとても難しいことだった。

2026年 · 2026/02/05
この絵は、妻と一緒に淡路の水仙郷を訪れたときのものです。癌闘病二年目の春でした。彼女は「何事も、どうせやるなら楽しく」という生き方を、言葉ではなく、その身をもって示してくれました。闘病という、決して楽しいとは言えない日々のなかでも、自分の時間を自分の歩幅で生き抜こうとしていたのです。

2026年 · 2026/01/03
山道を歩く途中、古びた石垣の隙間に咲く小さな花たちに足を止めた。苔むした石の重みに寄り添うように、レンゲやカラスノエンドウはまるで着飾った貴婦人のように花びらを風に揺らす。誰に見られるわけでもないのに、自らのかたちを精いっぱいに広げている。

2025年 · 2025/12/05
 潮風が頬をなでるたび、遠い記憶の匂いがよみがえる。断崖の上、足もとに広がるのは無数の緑の葉。そのあいだから、まるで太陽のかけらを拾い上げたような黄色い花が顔をのぞかせていた。ツワブキの群落である。眼下には紺碧の海がゆるやかにうねり、白い波頭が黒い岩肌に砕け散っている。

2025年 · 2025/11/01
ある満月の夜、何気なく歩いていると、人々が空を見上げていた。そこには、ひときわ大きく輝くフルムーンがあった。どんな深い闇の中でも、月は確実にそこにある。その存在は、永遠の静けさを湛えながら、地上の命を照らしていた。

2025年 · 2025/10/04
戦国の武将・山中鹿之介がここ安来の富田城でその勇姿を馳せたのは、いまから五百年前のこと。「願わくは我に七難八苦を与えたまえ」と天に祈り、野山を駆けた鹿之介。しかし、その望みはついに叶わなかった。

2025年 · 2025/08/31
「今日の光に咲くセツブンソウ」  現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっているのがこのセツブンソウです。花の大きさは25mmととても小さく写真を撮るためには座り込んで息をひそめて撮らなければなりません。「咲くだけの光あつめて節分草」という俳句の通りに雪解けを待って陽だまりに一斉に花を咲かせています。

2025年 · 2025/08/08
高山植物の女王と呼ばれるコマクサをご存じでしょうか? 漢字では「駒草」と書き、由来は花の形が馬(駒)の顔に似ているからだそうです。そう言われて見れば確かに馬の横顔そのものですね。 私が初めてこの花に出会ったのは北アルプスでした。名前は知っていたのですがその姿は写真でしか見たことがありません。ですから彼らに出会った時にはしばらく身動きできないほどに見惚れて佇んでいました。天気は良かったのですが2000mを超える稜線です。しばらくすると汗も引いて寒くなってきました。そのコマクサは、わずか20センチほどの草丈ですが実に見事な色合いでした。

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